素猫街道路地裏八百八十番通り

日記・感想等々。投稿時期は不規則。

映画を観るのにハマっているという話(リバイバル上映の良さを添えて)

もしかしてブログって定期的に更新するのが大事なんじゃないか……?とようやく気づいた人間です、どうも皆さんおはこんばんちは。

スネコです。

今回はタイトル通りのシンプルな内容でいきます。(シンプルじゃないかも、ごめんなさい)

 

・そもそもの話

スネコはぶっちゃけるとそんなに映画をガッツリ観て育った人ではないのですが、去年の夏頃から(今更ながら)映画を観るのにハマりました。

映画館に通うのが楽しくなった、と言った方が正しい表現かもしれません。

きっかけはシンプルです。ミリアニを観るために映画館に足繁く通ってたらいつの間にか癖になってた感じです。ありがとう、ミリアニ。

 

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ミリアニもとい『アイドルマスター ミリオンライブ!』についての想いは過去記事で語っていますので良かったらぜひ。

suneko88.hatenablog.com

 

話を戻しまして。

ミリアニのために映画館に通っているうちに「そういえば今(23年8月当時)観れる映画ってどんなのやってるんだろう?」と気になり、勢いで『怪物』『TAR』『ウーマン・トーキング』『アフターサン』を観ました。

「映画って面白いなあ……!」と非常に刺激を受けたのを今でもよく覚えています。

 

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『怪物』以外の3作品はキノシネマで鑑賞したんですが、この系列の映画館は割と長めに映画を上映してくれるのでとてもありがたかったです。取り扱っている作品がどれも良かったので今でも定期的に「どんな映画をやってるかな?」とチェックするようになりました。

 

そんな感じで「映画って良いなあ」となったスネコが定期的に映画館に通うようになった決定打がありました。

現在絶賛公開中の『オッペンハイマー』を監督したクリストファー・ノーランの『ダークナイトトリロジー』がリバイバル上映されたことです。これが非常に大きい体験でした。

 

theriver.jp

 

前から気になってたシリーズだったので、スネコとしては「これはありがたい!」という気分になりまして。しかも上映する映画館が109シネマズプレミアム新宿だっていうじゃないですか、これは映画に詳しくない自分でもちょっとテンション上がりましたよね。

 

・109シネマズプレミアム新宿について

知らない人のために簡単に説明すると、109シネマズプレミアム新宿とは、去年の4月にオープンした新宿は歌舞伎町にある東急歌舞伎町タワーの9-10Fにある映画館のことです。

109cinemas.net

 

名前の通り、109シネマズの系列に属しているのですが〝プレミアム〟と名の付く通り、他の映画館とは色々な面で仕様が異なるものとなっています。

まずシンプルに鑑賞料金が高いです。一回観るのに4,500円以上します。理由は3つあります。

109シネマズプレミアム新宿の料金表

高い理由その一。座席の仕様

この映画館にはCLASS AとSの2種類の座席があり、Sの方が良い席です。スマホとかを充電するためのコンセントとかが常備してあります。また、映画を鑑賞するのに集中するための仕切りがシートに設置されているため個室感もありますね。CLASS Aにはこれらの仕切りやコンセントはありませんが、AもSも普通の映画館(シネコン)でいうところのプレミアムシート仕様(リクライニング機能付き)のため、疲れ知らずで映画を鑑賞できる設備となっています。これが鑑賞料金が高い理由の一つ。

 

高い理由その二。CLASS AとSそれぞれにラウンジが用意されていること。

このラウンジ内ではポップコーンとドリンクが好きなだけ飲食できるシステムとなっています。自分が鑑賞する作品の上映開始1時間前から利用可能です。

ぶっちゃけた話をすると、ポップコーンとドリンクそれ自体はクオリティとしては普通なので特段語るものはないのですが、他の映画館のように上映30~10分前くらいにめちゃくちゃ混むようなことはないのでスムーズに飲食物を受け取ることができるのが強みです。

 

高い理由その三。上映設備が良いこと。

フィルム上映が出来るという点(これがとても大きい)と今は亡き坂本龍一氏が音響設備の監修をしたことが挙げられます。ほんとに音が良いんですよ、この映画館。

上手く言語化できないので「行ってみればわかるよ」としか言えないのですが、没入感を促進してくれるような音響になっています。映画が始まる前に坂本氏のメッセージ動画が流れるのですが、「日本で一番音が良い映画館になったと思います」と語っており、その言葉は嘘じゃないということがビシバシ伝わりました。

 

・109シネマズプレミアム新宿の真髄

ここまでツラツラ109シネマズプレミアム新宿のことを書いてきましたが、この映画館の一番の強みは先に挙げた3つが理由ではないと勝手に思ってます。

では何が強みなのか???

それは、観客ガチャを気にしなくて良いことこれに尽きます。

 

そもそもの話、一番安くても4,500円もする映画館に行く人なんて映画好きかあるいは109シネマズプレミアム新宿でしか上映していない映画を観たくて来る人たちしかいないわけです。つまり、〝真剣に〟映画を観に来ている人の割合がとても高いハコなのが特徴的です。

なので、SNSでよく見かけるようなヤベーやつが自分の隣とか前後に来ることそれ自体が滅多にないんですよ。

スネコは元々他の観客がどうのこうのというのを気にしたことがほとんどないため、SNSで「映画館は観客ガチャがあるから嫌だ」という考えは持っていないのですけど、この映画館ならそういう人たちの悩みを解消してくれるだろうなと思いました。

 

しかし、ここまで読んでくれた人はこう思うはずです。

「高いからちょっと……」と。

これについて、初めて109シネマズプレミアム新宿で映画を鑑賞した帰り道にて私はXでこんなことをポストしました。

 

 

そうなんです、普通に映画でドリンクとポップコーンのセットを頼んで鑑賞したのと比較した場合、その差額って1,600円程度しかないんですよ。この差額を安いと思うか高いと思うかは個々人によると思いますが、私は安いと思いましたね。IMAXで映画を観るのに追加料金を払う感覚に近いです。

設備(プレミアムシート)と観客ガチャとフード・ドリンクが付いてくる追加料金と思えば案外高くないなあ、という。

 

・実際に109プレミアム新宿で鑑賞した作品たち

というわけで、『ダークナイトトリロジー』のリバイバル上映をきっかけに109シネマズプレミアム新宿で映画を複数回観たというわけです。この映画館で鑑賞した作品たちは次の通り。

 

バットマン ビギンズ

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ダークナイト

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ダークナイト ライジン

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グレイテスト・ショーマン

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ボヘミアン・ラプソディ

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ゴジラ-1.0(スクリーンX版)

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インセプション

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ダンケルク

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インターステラー

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ラ・ラ・ランド

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セッション

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なんとゴジラ以外はリバイバル上映の作品でした。

ちなみに上記作品のうちノーラン監督作品は全て36mmフィルムでの上映でした。非常に味わい深い映像となっており、個人的にどの作品も良い鑑賞体験ができて嬉しかったです。『インセプション』がフィルム上映と一番相性が良かったと思います。

 

映画を映画館でよく観るようになってから気づいたんですけど、映画って色んな映画館でリバイバル上映をやってるんですね。おかげで「タイトルは知ってたけど観たことない映画」の初鑑賞を映画館で達成できるという機会に恵まれました。ありがたい世の中です。

なので、109シネマズプレミアム新宿以外の色んな映画館でもリバイバル上映の映画をいくつか鑑賞しました。

 

・2023年に観たリバイバル上映の映画

トップをねらえ!(1・2両方)

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時をかける少女細田守版)

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台風クラブ(4kレストア版)

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007 ロシアより愛をこめて

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007 スカイフォール

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燃えよドラゴン(劇場公開版)

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

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宇宙戦艦ヤマト 劇場版(not 77年初公開版)

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パプリカ

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東京ゴッドファーザーズ

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○ドリパス枠(リバイバル上映といえばコレというイメージ)

ラーゼフォン 多元変奏曲

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劇場版 マジェスティック・プリンス 覚醒の遺伝子

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アイの歌声を聴かせて

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劇場版 トライガン -Budlands Rumble-

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こんな感じですね。

ドリパスは基本的にアニメくらいしか観に行かないんですが、立て続けに気になってた作品を取り扱ってくれたので非常にありがたかったです。

 

・2024年に観たリバイバル上映の映画

今年に入ってからはリバイバル上映を観る機会がさらに増えました。

お正月から映画を観に行ってたので我ながら「そんなに映画が好きだったっけ?」とちょっと面白くなりながら映画館へ行ったのを覚えてます。

ちなみに今年の初映画は『ローマの休日』でした。最高ですね。4月14日(日)現在で鑑賞したリバイバル上映作品は次の通りです。

 

ローマの休日(4kレストア版)

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さらば友よ 

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大脱走

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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち

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バトル・ロワイアル

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BLUE GIANT

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ソナチネ

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その男、凶暴につき

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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

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ミッドサマー(ディレクターズカット版)

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海がきこえる

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フォロウィング(4kレストア版)

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ピアノ・レッスン(4kリマスター版)

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ドル三部作(荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン/地獄の決斗)

youtu.be

 

以上16作品です。

ソナチネ』や『ピアノ・レッスン』『ドル三部作』(特に『荒野の用心棒)』が顕著でしたが、作品の中で繰り返し使用されるテーマ曲が効果的に使われていると作品全体にハリが出て非常に良い仕上がりになっていると感じました。BGMの重要性を感じた三作品でしたね。

 

open.spotify.com

 

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こうしてリバイバル上映にもハマるようになり、映画館に足繁く通う日々が続いているわけなのです。今後も様々な作品のリバイバル上映が予定されているそうなので、これからもマイペースに映画を楽しんでいこうと思ってます。

 

・今後鑑賞予定のリバイバル上映作品

メメント

www.fashion-press.net

 

ピクニック at ハンギングロック(4kレストア版)

picnic-at-hanging-rock-jp.com

 

デューン/砂の惑星デヴィッド・リンチ版)

theriver.jp

 

ティファニーで朝食を

asa10.eiga.com

 

伝説巨神イデオン接触篇・発動篇)

 

雲の向こう、約束の場所

prtimes.jp

 

リバイバル上映のおかげでノーラン監督の作品を定期的に鑑賞できるのが本当にありがたいです。『メメント』楽しみ。

あとはなんと言っても『雲の向こう、約束の場所』が映画館で観れるこの喜び!!

スネコの初新海作品は秒速だったんですが、新海監督の根源ともいえる要素はこの『雲の向こう〜』に詰まっていると思っているので、 令和のこの時代に映画館で鑑賞できることは幸せですね。ありがとう、ありがとう…………!!

 

・終わりに

というわけで映画っておもしれー!というお話でした。

元から映画を好きな人からすれば「今更なにを……?」という内容かもしれませんが、映画館独特のあの雰囲気で色々な映像作品を鑑賞できることは素晴らしいことなんだな、と改めて実感しました。

今回紹介したリバイバル上映以外にも新作の映画はちょくちょく観てたので、次は新作で鑑賞した映画のリストを記事にしようかと思います。感想なんかも書きたいな。

 

それでは皆々様、また次回の記事でお会いしましょう〜。

 

駒形友梨さん2nd Full Album『25℃』全曲感想

  • ご挨拶

皆さんこんにちは。それともこんばんはでしょうか。

お久しぶりです、スネコです。

2024年も早いもので3月があと1週間ほどで終わろうとしています。4月になったら今年も残すところあと9ヶ月ってマジですか????????

 

  • ちょっと長い前置き

3月といえば!

先日の20日(水)に駒形友梨さんの2nd Full Album『25℃』がリリースされましたね!

アルバムの発売に先駆けてユナイテッド・シネマ豊洲さんにて全曲視聴会も実施されたとのこと。今回のアルバムへの気合いの入りようが伝わってきますね。ユナイテッド・シネマ豊洲さんで上映したのはミリオン繋がりだったりするんでしょうか、なんて個人的にはワクワクしたりしてました。

 

 

open.spotify.com(各種音楽サブスク配信も行われております)

 

youtu.be(ご本人のYoutube公式アカウントでは全曲試聴動画もアップされています)

 

『25℃』のリリースに伴い、駒形さんが様々なラジオ番組等にゲスト出演し、本アルバムの裏話などについてお話されていました。私が聴いた番組は『仲村宗悟Machicoの月曜、空いてますか?(第53回)』『まぁたんゆりりん(第76回)』『豊崎愛生のおかえりらじお(第728回)』の3つでした。

どの番組もアーカイブがありますので気になる方はぜひ!

後述する駒形さんのお話部分をリンク内に設定しております。

※げつますだけは動画の時間指定ができなかったので、後ろの方で引用している言葉の最後に時間部分を明記しておきました。

https://nicochannel.jp/getsumasu/video/smshXHBUuUfyEjUsczf4u469

 

youtu.be

www.nicovideo.jp

 

上記3つの番組で共通して語っていたものがありました。アルバムタイトルになっている『25℃』の由来についてのお話です。

 

仲村さん「『25℃』というタイトルはなぜ〝25℃〟になったんですか?」
駒形さん「私が前に読んだ小説のなかに「ミドリムシが繁殖するための適正温度が25℃で、ミドリムシはその25℃を見つけるためにずうっと彷徨い続けて25℃の場所を見つけるとそこに留まる。だから、人間も生きてきた目的とか意味とかすごい深く考えがちだけど、実際のところは自分にとっての心地よい25℃の場所を探してただ彷徨っているだけなんじゃないか」っていう話があって、それにすごい私が感動して、いつかそういう詞を書きたいなと思ったんですけど、今回のこのアルバムにぴったりだなと思って『25℃』というタイトルを付けさせていただきました」

仲村宗悟Machicoの月曜、空いてますか? 第53回 22:10~23:00部分)

 

駒形さんのこの話を受けて私はとても感動しました。

というのも、自分にとって駒形さんが語っていたような〝25℃〟とはそれ即ち〝幸い(さいわい)〟だと思っているからです。

そう思うようになったきっかけは、自分がまだアオハルな年齢の時に出会ったラノベにあります。

文学少女〟と慟哭の巡礼者』(以下『慟哭の巡礼者』)です。

 

 

『〝文学少女〟シリーズ』を知らない方のために簡単に説明すると、こちらはファミ通文庫から発売されていたライトノベル作品です。本編8巻・短編集4巻・外伝4巻の計16巻から成る作品となっております。

本シリーズの特徴として、各巻には物語の題材となる文学作品があり、作者の野村美月さんが念入りに調べた上で物語と上手い具合に元ネタとなる文学作品が絡んでいきます。

『慟哭の巡礼者』は本編第5巻であり、題材となっている文学作品は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』です。

 

 

宮沢賢治のことを知っている方には説明不要かもしれませんが、『銀河鉄道の夜』には〝ほんとうのさいわい〟というフレーズが出てきます。これは主人公であるジョバンニが友人であるカムパネルラへ向けて発した言葉の中に出てくるものであり、『銀河鉄道の夜』では一貫して〝幸い〟というものについて作中の人物たちが思いを巡らし語っています。

『慟哭の巡礼者』では、そんな『銀河鉄道の夜』をベースに物語が展開されます。

その中で主人公の先輩である天野遠子がこんなことを語ります。

賢治は、農学校の先生をしていたとき、生徒に尋ねたそうよ。『人間は何故この世に生まれたか?』って。

賢治自身は、こう答えているわ。『人間は何故生まれてきたか、ということを知らなければならないために、この世に生まれてきたのです』って。

(中略)

だから、本当に大切なのは、手に入れることじゃなくて、探し続けることなんじゃないかしら。そんな風に、賢治は病床で、自分の書いた原稿を改稿し続けたんじゃないかしら。いつか、みんなが幸福になれるユートピアに辿り着けると信じて」

野村美月・著/竹岡美穂・イラスト『〝文学少女〟と慟哭の巡礼者』p.350)

 

これを受けて主人公の井上心葉は次のように語っています。

遠子先輩が言ったように、ようやく目的の地に辿り着いても、そこに求める幸いはないかもしれない。

永遠の幸いなんて、この世に存在しないかもしれない。

けれど、やわらかな瞳が、ぼくらに語りかける。

一瞬の幸いや感動は、生きてゆく中で、無数に散らばっている。

それは、朝が来れば消えてしまう星のように、儚いものかもしれない。

だけど、小さな光が、心の中でまたたき続けることもあるのだと。

(中略)

遠子先輩は、おだやかに微笑んでいる。

作り物の星空は、本物の星空に変わっていた。

ぼくらの上で、星はまばゆく輝いている。

巡礼者は心に描く聖地を目指し、歩み続ける。

 

あぁ、何もかももうみんな透明だ。

野村美月・著/竹岡美穂・イラスト『〝文学少女〟と慟哭の巡礼者』p.362-363)

 

宮沢賢治が〝幸い〟を求め続け、そして描き続けた様を『〝文学少女〟シリーズ』の作者・野村美月さんは誰もがみなそうだと遠子先輩に語らせています。駒形さんが語っていた25℃を探すミドリムシの話がこのことと同じように感じられたわけです。

だから、駒形さんの仰っている〝25℃〟という概念は自分にとっては〝幸い〟なのだと思っています。

いやもうほんとに感動したんですよ。げつますを聴いてすぐにXで感想をポストしたくらいには。

 

そうなると、ここまで読んでくださった方はこう思いますよね?

「前置き長くない????」

すみませんでした。ここから先が『25℃』収録の全楽曲についての感想になります。

駒形さんや作詞家の先生方が描いた〝25℃〟について想いを語ります。

それでは、どうぞ!

 

『25℃』全曲感想

※(★)が付いている楽曲は駒形さんが作詞をした曲となっています

 

Dreaming Night

プリキュアで作家活動を本格的にスタートさせ、今現在もご活躍されている馬瀬みさきさんが楽曲提供している曲。今回の提供については、駒形さんが『キラキラ☆プリキュアアラモード』にて主題歌を担当されていたのでそのご縁なのかもと感じました。
ネオンと夜というフレーズが後の「Neon Sign」を思わせます。
夜がふけることから始まる夢のような異空間=見えない世界へ飛び込む様が描かれた内容。けれど夢見るのはそのような世界だけではなくアナタ=youもある。信じるべきは自分自身。

そのような世界は理想的な世界でもあり、それよりも強くありたいと願う自分がいる。理想的な世界を超えた自分がこの曲にとっての〝25℃〟か。
曲の終盤に畳みかけてくる英語のリリックで終わるのが印象的。これは同じく馬瀬さん提供曲の「Yellow Love」にも見られる要素ですね。

これから『25℃』の世界観が始まるぞ!と聴く人に告げるようなそんな曲です。

 

ビターフラッペ(★)

駒形さん作詞曲。

ほろ苦い歌詞が良い。
どことなくパンとフィルムを思わせる追憶要素の強い一曲。アルバム収録曲の中では時間軸として一番最後とも思えるような内容でもある。
誰かに手渡した愛情=この人にはあの頃と違う恋人がいる? でも一人で見つけた幸せがある。考えさせられるリリックです。
一人で歩いてきた道、とあるためやはり一人でいるのかもしれません。

自分が歩いてきた道(=時間・人生)の中に25℃があったとも解釈できる一曲ですね。

 

2 world

サビが心地いい。韻を踏んだ歌詞が面白い。そんな曲です。とにかく聴いていて身体を動かしたくなります。
タイトルは2(=二人)の世界、あるいはTo worldに掛かってる? その世界こそが25℃ということか。
不変ではない愛のカタチが25℃なのかも。だからこその2 world。変わってくLove、というフレーズがそういうことを指し示しているのかもしれません。

 

First Step(★)

本アルバムのリード曲。駒形さん作詞。
朝に聴くのにぴったりな内容の歌詞です。とても明るい内容。後の「FLY!」にも通じる感じ。
この世界を変えられるのは君なんだから、という部分がおかえりらじおで語っていた自分のことを好きになれたという部分を思わせますね。踏み出す一歩こそが25℃への最初の歩み。非常に前向きな内容の歌詞なのでとても勇気づけられます。

Youtubeの公式アカウントでMVが公開されていますのでそちらも要チェックですね!

youtu.be

 

going forward(★)

駒形さん作詞。
「First Step」で前に進む一歩を踏み出そう!と歌ったことを引き継ぐ歌だと感じられました。踏み出したことによる様々な障壁や苦しみに負けずに頑張ってみよう!という、これもまた聴く人にエールを送る一曲。
この声に気づく誰かに出会うこと、そんな求めている明日が25℃なのかもしれません。

 

Here I am

愛を探している人の歌。「Dreaming Night」の歌詞にある〝Who am I〟を受けての曲だと感じられるかもしれません。
探せば探すほど病んでいく、という部分が先に挙げた宮沢賢治を思わせます。
弱い自分も好きになれたんだ、という部分がFirst Stepに共通する良さだなと感じます。陰と陽を併せ持つ駒形さんだからこそ歌うことのできる曲。
愛=25℃!というのがダイレクトに伝わってきますね。

 

Neon Sign

個人的に解釈に一番時間をかけた曲だと思います。
狂騒乱れる夜をネガティブなものとは描かずそこに一時でも留まることに意味がある、かといって夜明けが悪いわけではないことも描いている面白い曲。

夜の世界と夜明け以降の世界は同じではないけれど、そこで得た思いや経験は繋がっていくという風に感じられました。本アルバムの中で独特な雰囲気を纏っていて聴いていて非常に考えさせられました。「Dreaming Night」やラストの「our story」の世界観とも繋がっているようにも思えますね。

『25℃』は〝夜〟がサブテーマなのかも。

 

FLY!

「First Step」→「going forward」の流れで頑張っていこう!としたら思っていた以上にしんどい状況になったことを描いた一曲、という風に解釈しました。だからこそ「勝負はこれから!」というエールを感じます。楽曲提供のKatterさんが思う25℃をビシバシ感じます。
駒形さん作詞曲ではないけれど、陰と陽という駒形さんを象徴する要素を曲のそこかしこから感じるので、駒形さんの「皆さん思いおもいの25℃を表現してください」というオーダーにしっかりと応えた形になっていると思いました。

 

Yellow Love

メロディが収録曲の中で一番好き。「First Step」と同じく馬瀬みさきさん提供曲。
立ちふさがる障壁を遠回りも転機と表現しているのが印象的。
タイトルにもある通り『色』がテーマかな、と思いました。

自分の視界に在るアナタ=youとそこに寄り添うLOVEに色を付けるとしたらそれが色鮮やかな黄色なんだろう、という馬瀬さんの思いを感じます。それはもしかしたら黄色から変わるかもしれないもの。色とりどりなカラフルなもの。

大切な人と出会う様を「世界に色が付いた」と人はよく表現しますが、まさにその通りなのかもしれません。今の駒形さんにはこの世界が何色に見えているのか気になりますね。

our story(★)

ラストトラックに位置する曲。作詞だけでなく作曲も駒形さんが担当。
1分48秒と短めですが、『25℃』で描いてきた駒形さんの世界観がギュッと凝縮された一曲です。
君という存在と夜がふけていく様がアルバムの終わりを示唆しているように感じられて余韻を感じますね。

「Dreaming Night」で夢に飛び込むことから始まった『25℃』ですが、この曲で「夢から覚めても私はここにいる」と歌っているのが良いですね。

君と共に在ること、変わらない永遠が25℃。
最初から最後まで愛に溢れたアルバムだということを実感して『25℃』は幕を閉じる様は美しいの一言に尽きます。

 

  • 終わりに

というわけで、駒形友梨さんの2nd Full Album『25℃』についての感想でした。

最初に通しで聴いた時「どれも良い曲だなあ、これはXで各曲の感想をポストするだけじゃなんだかもったいないな」と感じて筆を執った感じだったのですが、こうして書き終えてみると駒形さんが『25℃』を通じて聴く人に伝えたかった想いが分かったような気がしました。

 

駒形さん、素敵なアルバムをありがとうございました!

これからも駒形さんを応援していきます。エールを貰ったらそれをきっちりお返しするのがスネコ流です。ミリオンライブの「ありがとう」の円環の構図が大好きなので、それを駒形さん個人にも伝えていけたらいいなと思ってます。

 

  • 余談

最近、ひょんなことからうえしゃまやナンスのアーティスト名義のアルバムを聴いてます。ミリオン声優はみんな歌が上手い! 改めてこんなに素敵なキャストさんがCVを担当してくれているミリオンライブは最高だなあと感じる今日この頃です。

ナンスといえば、この前リリースされた「シャドウボクサー」が最高すぎて鬼リピしてます。

open.spotify.com

朝は駒形さんの「First Step」を聴くかナンスの「シャドウボクサー」のどっちを聴くかで迷いがち。

ナンスといえばトラセですが、ちなみにスネコが個人的にTrySailで好きな曲は「BraveSail」です。トラセを認識したきっかけが『告白実行委員会』だったのでハニワサウンドに弱いんだなあ。

open.spotify.com

 

最新回のまぁゆりで『25℃』と一緒に紹介されていた駒形さんの良きバディとして有名なMachicoの初フォトエッセイ『アノ頃ハ。』の発売が楽しみですねえ!!

当方スネコ、声優の写真集なんて一度も買ったことがないのに気が付けばMachicoのフォトエッセイを予約していたという。ミリオン声優、恐るべし。

抽選だったお渡し会も無事に当選したので今から楽しみで仕方ないです。

これからもミリオンライブとミリオン声優に全力投球する年にしていく所存です。

 

というわけで!(二回目)

駒形さんの2nd Full Album『25℃』の感想記事でした。

またいつか上げるブログ記事でお会いしましょう。ではでは~~~~~~。

 

ミリシタからミリPになった人間がミリオンライブの思い出を語る

どうも皆様、こんにちは。

お久しぶりの方はお久しぶりです、初めましての方はハジメマシテ! 名前だけでも覚えて帰ってもらえれば今日は幸いです。

アイドルマスターミリオンライブ!でプロデューサー活動を細々とやっているスネコと申します。

 

皆さん、今日が何の日か知っていますか?

今日はミリオンライブのアニメがTV放送される日ですよ!!!!!!!

公式のXアカウント(https://x.com/imasml_765PRO?s=20)もテンションぶち上げで39時間前から1時間毎にカウントダウンをしてやる気満々な様を見せてくれています。39時間前からカウントダウン……??

 

 

本当だった……。

ミリオンライブは勢いが独特な様がウリのブランドだとよく評されますが、このやる気たっぷり遠足前日の子どものようなお祭り騒ぎはどことなく童心に返るような気持ちにさせてくれますね。ミリオンライブは止まらねえからよ…………!

 

なんでいきなりミリオンについてのブログ記事を書いているのかというと、せっかくミリPみんなが待ち望んだ記念すべきTVアニメの放送が始まる今日、自分なりにミリオンライブに関する思い出話なんかをネットの海に投げてみようと思ったからなんですよね。

ミリアニの宣伝協力プロデューサーもやってるし!!

 

 

というわけで、スネコのミリオンライブ思い出話をします。

やっていくぞ!!!!!!!!!!!!!

 

ミリオンライブとの出会い

スネコがミリオンライブにハマったのは、某ウイルスが猛威を振るいはじめた2020年のことでした。なので、このコンテンツにハマって約3年くらいの年月が経過しているのですが、実はミリオンライブのソシャゲそれ自体にはもっと早くから触れていました。

どのくらいの時期に触れていたのかというと……。

 

初出勤日が記録されたスクショ。

 

はい、実はミリシタのサービス開始日から始めていました。なんなら事前登録もしていたことをよく覚えています。

皆さんの言いたいことはよくわかります。声が聞こえますよ。「初日からインストールしていて3年前にこの作品にハマったって何?????」という声が。

 

ソシャゲとスマホの関係性

これには理由がありまして。

当時、私はアイマスのソシャゲとしてデレステをやっていたのですが、持っていたスマホの機種が当時を鑑みるにポンコツもいいところなものを使っていました。つまりどういうことかというと、満足にゲームをプレイできないような状態のものを使っていたんですね。

で、デレステをなんとか頑張って遊んでいたんですが、機械のスペックが当時のあらゆるソシャゲをプレイするのに限界がきていたため、ほぼ放置に近い状態になっていました。

デレステだけじゃありません。当時インストールしていたほとんどのソシャゲが同じように放置状態になりました。すまない、ナナシス、SB69…………。

それでも、デレアニを観た影響でインストールしたデレステをアンストする気持ちになれず、かといってアイマスそれ自体への関心が消えていたわけではなかったため、中途半端な距離感でコンテンツに触れていました。

そんな状態にある中で一つの大きなニュースが舞い込んできます。

サ終したミリオンライブの音ゲーが出るらしい、と。

当時のスネコにとってミリオンライブという作品は『輝きの向こう側へ!』に後輩ポジションとして登場したアイドルたちがメインの作品、という認識しかありませんでした。Twitterのフォロワーのフォロワーがなんかプレイしてたなー、くらいのそんなレベルの認識。つまり、全然知らない作品だったんです。デレアニのファンアートを渋で巡回して見ていた時にちょくちょく瑞希のイラストがあったので「可愛い子がいるなー」とは思っていましたが、それ以上の情報は知らない状態でした。

そんな自分にとって、改めてスタートを切ると宣伝されていたミリシタのサービス開始のお知らせは非常にありがたいものでした。「ゲームが始まったらやるぞ~!」とちょっぴり意気込むほどに。

……事前登録まではそんな感じの状態だったのが、所有しているスマホポンコツ具合にやる気が折れてしまい、いざサービスが開始されてからはログインだけをする日々という「お前なんのためにこのゲームインストールしたの????」な状態が3年ほど続きました。ほんと当時のスマホ許さん。富○通の携帯はガラケーの時にはめっちゃお世話になってたんですけどね………………。

ありがとう、Xperia。ありがとう、iPhone7……。

 

永遠なる相棒・Xperiaと救世主・iPhone7

そう、当時所有していたポンコツスマホに見切りをつけ、新しいスマホを購入したのです。某国内メーカーが出してるXperiaですね。これが本当に使い勝手が良い。今でもお気に入りの機種です。Xperia5V、めっちゃ楽しみ。

www.sony.jp

実は、スネコがミリシタをプレイしている機種はそのXperiaではなくiPhone7です。なので、もはやAndroidですらないのですが、Xperiaに機種変したことが転換点だったように思えます。

当時、2017~2020年あたりまでメインで遊んでいたソシャゲがFGOだったのですが、知っている人はご存じの通り、このくらいの時期のFGOAndroidでプレイするのにかなりのストレスが生じていました。シンプルな話、なんか全然動かない。

「お前ずっとソシャゲはスペック不足との戦いだな」という話なんですが、そういったストレスもあり、AndroidFGOをプレイするのを諦めiPhoneでプレイすることを決意しました。ですが、いきなりOSも変えてスマホをチェンジするのが億劫だったため、いっそのことサブ機としてiPhoneを持つのもアリだな、と考えて中古のiPhone7を買ってFGOをプレイしていました。

今もなおスネコの中で続いているメイン機Xperia、サブ機iPhoneのダブル構成の始まりです。

AndroidからiPhoneFGOを引っ越す時にミリシタも一緒に引っ越ししたのも覚えています。なんでそうしたのかはあまり覚えていません。単なる気まぐれだったのかも。

その気まぐれが功を奏し、ミリシタも良い感じに動くようになりました(ローディングがスムーズになったという表現の方が正しいかもしれません)。

「これならいつかちゃんとプレイする時がきたら音ゲーのソシャゲとしてちゃんと遊べるなあ」なんて思いながら一年くらいが経過しました。人間って何かのきっかけがないとそんなに早々切り替えることはできないものなんですよね。その一年は主にFGOをメインのままにしていました。

 

労働によって人はプライベートの趣味の充実性が変わるのでは?

で、転換点となったメイン機のスマホの機種変とiPhoneの購入を経て一年くらいが経過した後、自分にとって大きな転換点その2がきました。ジョブチェンジです。

世話になった記憶はありませんが今の仕事の根幹を支える経験はできたな、と。

これが間接的にミリシタをがっつりプレイすることになった直接的なきっかけだったと思います。これは断言できる。

なんせ前職はそもそも有給が全っっっ然取れないわ客先から休業日なんてお構いなしに電話がしょっちゅうくるわなんなら「今からウチにきて機械の調子見てくれない???」とか抜かす始末だったので休日を有意義に過ごすことなんてできなかったわけですね。平日はそもそも労働一色だったので、仕事が終わったあとに何かするなんて元気が出てくるわけもなく。

そんな生活を四年ほど続けていたので新しいソシャゲをやる元気なんてなかったわけです。ましてや、途中まで持っていたスマホポンコツで満足に動かないとなったら尚更。

 

で、ジョブチェンジに成功し、地方に住んでいた状況から地元に戻ってきました。

生活スタイルも一変し、それまで目が回るほど忙しない日々に余裕ができました。本を読む、友達と駄弁りながらオンゲをする、ソシャゲのイベントを自分なりにマイペースに走れるようになる、なんならアニメや映画をちゃんと観るetc...という文化的な生活を送れるようになりました。

そんな生活を送れるようになったある日、のんびりiPhoneを触っていた自分にふとした考えが頭を過ります。

 

「…………そういえばミリシタの音ゲーって全然プレイしていなかったな」

 

誇張抜きに、それまでミリシタを満足にプレイなんてしたことがなかったため、音ゲーすら一回もプレイしたことがない状態だったんです。定期的に開催されているミリオンフェスなどの時のガシャ無料の時にきっちり回す、みたいなことだけしてました。そしてなぜかその時に引けたSSRのスクショをちゃんと撮っているという謎ムーブもしていた事実。

当時引けたフェス限風花さん

そんな感じの距離感だったミリシタに一気に歩み寄ってみようという考えができたわけです。これは絶対に前職時代には起きえなかったムーブです。人間やっぱり変な環境の仕事をしていると新しい趣味に挑戦するとか生活スタイルを一変させるなんてことは不可能なんだな、と痛感しました。

ミリシタを初めてみて――バラエティ豊かな楽曲たちの魅力

で、ミリシタの曲を遊んでみようと思って選んだ楽曲がMTW14収録の「Black★Party」でした。これが全ての始まり。

open.spotify.com

これがもう衝撃的でした。

当時の自分にとってアイマスの楽曲で印象深かったのはシャニマスの楽曲たちだったんです。ユニット曲がメインのブランドなので、シンデレラのように色々なユニットを様々なメンバーが組んで楽曲を出すという方向性ではなかったため、ユニットのイメージに囚われない自由な風潮の多種多様な雰囲気の楽曲を出してくるミリオンライブの楽曲に驚くと同時にすぐに虜になりました。

(もちろんシャニマスのように方向性が定まっている楽曲も大好きです)

今でも覚えているんですが、「Black★Party」の次に立て続きにプレイした楽曲が「Persona Voice」でした。

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もうね、格好良すぎる。

ほんとに765について明るくなかったので、雪歩がこんなに格好良い楽曲を歌うのが似合う子だとは知らなかったので驚きました。この考えはミリシタをプレイしていってすぐに改められることとなります。

 

めぐりあい劇場、担当アイドルとの出会い

こうなってくると自分の性格上、自分の好みに合う楽曲を調べたくなるわけなんです。情報収集するのはまずはSNSから……と思い、Twitter上でひたすら検索をして調べていきました。すると、ある程度の楽曲たちの情報が集まりました。当時はアイマスの楽曲はサブスクに対応していなかったため、最寄りのTSUTAYAに行ってとにかく気になる楽曲が入ったCDを借りまくりました。

借りるにあたってどの曲がどのCDに入っているか事前に調べるために公式サイトを見に行ったのですが、その圧倒的な数の多さにビビったのが記憶に新しいです。

www.lantis.jp(ミリオンライブの楽曲がまとめられているランティスの公式HP。どんな楽曲があるのか調べるのにめっちゃ役立ちました)

そんなこんなでTwitterでミリオンの楽曲のオススメをツイートしている人たちの情報を拾いまくってTSUTAYAで借りた楽曲たちを聴きました。その中でも一発目に聴いた楽曲にハートを撃ち抜かれることとなります。

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はい、みんな大好き馬場このみさんの「dear...」です。

Twitterで「ミリオンライブ 曲 オススメ」で検索をかけた時に高確率で多くの人がこのみさんの「dear...」を上げていたんです。そりゃあもう聴くっきゃないよね、と思い借りたわけです。この時の自分、ほんとにグッジョブ。

スネコは西野カナの楽曲が好きでよく聴いていたので、「dear...」の雰囲気がすぐに好きになりお気に入りの楽曲の一つと相成りました。

youtu.be西野カナの曲で一番好きな「No.1」)

次元を問わずアイドルが歌う恋愛ソングが大好きなのでもうテンションがブチ上がりました。スキという気持ちを謳い上げる様のなんと美しいことか…………。

そして「dear...」との出会いを経て次に聴いたのが莉緒の「Be My Boy」でした。

そう、スネコの担当アイドルである百瀬莉緒です。彼女とのファーストコンタクトです。真の意味における。

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頭の中でなにかがハジケた

見た目から受ける大人らしいセクシーな印象とは異なり、想い人である相手への純粋でピュアな恋をする気持ちとその歌詞を見事な表現力で歌う山口立花子さんの透き通った美しい歌声。スネコの好みど真ん中直球ストレートすぎる。こんなの好きになるなって方が難しいでしょ…………。

単純な人間なので、曲を聴いた勢いそのままに莉緒のコミュを読みあさり、持っていないカードが引けるチャンスがきたらトライしてみたり、セレチケがきたらもちろん交換していったわけです。

スネコ的マイベスト莉緒SSRイラストの「Be My Boy」。セレチケで交換しました。

youtu.be(上の最高のイラストがサムネになっているアイマス公式アカウントがupしている莉緒の「Be My Boy」のミリシタMV。最高なのでみんな観てくれいや観ろ!!!!!!!)

 

そんな感じでミリシタを通じて莉緒のことを知っていく中で「彼女を担当しよう」という決意がついに生まれました。それ即ちスネコPの誕生と同義です。

気がつけば、そこには一人のミリPがいました。

どうも皆さんこんにちは、スネコPです!

ミリシタの名刺。のんびりマイペースにやってます。

 

ミリオンライブから感じるハロプロ要素

莉緒のことを知っていくうちに彼女と親交の深いこのみさんや歳の近いアイドルたちのこともどんどん好きになる自分がいました。つまり、大人組が好きになったわけですね。莉緒、このみさん、歌織さん、風花さん、麗花さん、千鶴さん、あずささん。みんな素敵な女性ばかり。

youtu.be(後に知ることとなる大人組によるウエディングソング。結城アイラさんの歌詞が昔から大好きだったので刺さりまくりました)

大人組で構成された4 Luxuryの「花ざかりWeekend」なんてスネコが好きにならないわけがない楽曲ですもんね。これが大人組を大好きになる決定打でした。

youtu.be(みんな大好き花ざかり)

ハロプロが大好きなんですよ、スネコ。

世代的に「アイドルといえばハロプロ(というかモー娘。)!」みたいなところがあるので、アイドルの原風景には常にハロプロが在るわけです。

そんな人間が花ざかりを聴いたらどうなるかなんて火を見るよりも明らかだよなあ!?

花ざかりを初めて聴いた時のスネコ。プリティーシリーズのキャプ画、便利すぎる。心の代弁者。

ミリオンライブはかなりハロプロみの強い楽曲が多いのでそこもたまらなかったですね。

つい先日発売された『THE IDOLM@STER MILLION THE@TER VARIETY 04』に収録の「カンパリーナ♡」が最高すぎる。juice=juiceの「禁断少女」の大橋さん・平田さんコンビが楽曲制作を担当。歌い出しがアンジュルムの「ハデにやっちゃいな!」を思わせる曲調なのも良いですよねえ。ザ・ハロプロみ全開。

youtu.be

youtu.be

ハロプロだとBEYOOOOONSが最近のお気に入りなのでいつか彼女たちの雰囲気を踏襲した楽曲がミリオンから出してもらえたら嬉しいなあ、なんて思ってます。どうですかね、わかちこP!?

 

ミリシタからミリオンライブに触れて感じたこと

わかちこPこと狭間和歌子さんのお名前を出したので少しばかりこれまでの思い出話とは違うトピックを一つ記しておきます。

これは個人的な感覚の話なので、人によっては「???」となると思いますが、スネコから見てグリー時代のミリオンライブのカードイラストはかなりエロシズム要素の強いカードが多い印象がありました。

印象が強いものでいうと、風花さん関連のものや紗代子のビキニ合羽とか。

特に印象が残った物。風花さんはこういう雰囲気のイラストが多い。

スネコはアッハーン♡なイラストが嫌いってわけじゃないんですけど、ソシャゲをやっていて「こういう方向性のものはお腹いっぱいかなあ……」という思いが強かった時期があったので(今でもその考えは少しありますけど)、ミリオンライブがミリシタになってからのSSRイラストには基本的にそういう要素が全面に押し出されていたり強い要素だと感じるものがあまり無いところが好きになった要因の一つだったりします。

ミリシタ5周年記念の際に展示されていたSSRカードのイラストを見ていて改めて感じたことでもあります。

秋葉原で開催されたミリシタ5周年記念展示でのSSRイラストたち

別にセクシー要素やお色気要素があるのが嫌、という話ではなく、アクセントとして使ってくれる程度の度合いが個人的にはちょうどいいかなという話ですね。現に私は莉緒を担当していますしこのみさんのことが大好きです。二人とも「セクシー」という単語と切っては切り離せないキャラクター性を有していますが、コミュの内容や描かれているものを見るにそうした方面に対する舵取りはかなり丁寧にやっている印象があります。だからこそ安心して莉緒を担当できている、というのはありますね。

期間限定イベント『プラチナスタートラスト~Crazy for DANCE!~』のコミュでの莉緒のシーン。男女分け隔て無く〝セクシー〟という概念をポジティブな要素として扱っているのが好印象。

イラストの方向性が変化しているのは(スネコの憶測ですけど)作品のプロデューサーがわかちこPになったことが大きいんじゃないだろうか、と思っています。狭間さんは女性ですからミリオンライブのアイドルたちとは同性ですし、同性だからこそ見えてくるマーケティングがあったのだろうと思っています。莉緒の女性人気の高さを見るにそんな感じがします。上の画像でも莉緒の催したセクシー体操は同性から好評、という描写がありますからね。

とはいえ、グリー時代のミリオンライブがなければシアターデイズが無かったことは確かなわけですから、グリー時代から存在しているミリオンライブ固有の良さというものはそのままシアターデイズに引き継がれているのではないかと感じています。チュパカブラとか大好きですよ。よく「頭ミリオン!」なんてミリオンライブは言われることがありますけど、このフレーズって作品の持つ明るさを象徴している気がして好きです。

「明るい」ということは見ている人が元気をもらえる、ということですからね。自分がアイドルという要素それ自体に期待し、好きでいることの根幹なのでそこが芯として在るミリオンライブが素敵な作品だということは信じ切っています。だからこそ、ここまでお付き合いできているんだなあって。

グリー時代→シアターデイズという流れで培われたミリオンライブの良さと伝統は今もなお健在です。そして、それこそが今のミリオンライブを形作る重要な部分。このあたりのことはアニメ版のミリオンライブで監督を務めた綿田さんが第3幕のパンフ内で仰っていますね。

第1~3幕のパンフにある綿田監督のインタビューを読んでいるときコレになる。説得ぢからが大きい。

グリー時代を通らなかった自分としては、綿田監督がそう仰っているのならばそうなんじゃないかと信じていますし、自分もミリシタからハマった人間ですが近いことを感じていたので嬉しかったです。

 

ミリオンライブの持つ魅力が花開いたアニメ化、そして――!

というわけで!!!!!!!!!

記事の冒頭でも書きましたが、本日2023年10月8日(日)午前10時からテレビ東京系列にて『アニメ アイドルマスターミリオンライブ!』がいよいよ地上波にて放送が開始されます!

millionlive-anime.idolmaster-official.jp

映画館での全話先行上映も実施、そしてまさかのニチアサという驚きの時間帯による放送ですが、わかちこPの手腕を考えると納得の戦略かもしれません。

ミリオランライブは全人類向けの作品。莉緒のセクシー体操の描写にもありましたが、老若男女問わず誰でも楽しめる要素を持つアイドル作品だと思っています。だからこそ、観てくれた人たちの心に刺さる何かがある。

 

夢を探している未来、夢を追い続けている静香、そしてやる気になる何かとまだ出会えていない翼。

ひたむきな女の子と努力を続ける女の子と天才肌な女の子。

 

コミカライズ作品『天色のアステリズム』の作者である大北真潤先生が「誰もが自分や自分以外の知っている誰かに当てはまるキャラクターたち」と評していましたが、正にその通りだと思います。

 

誰かに何かに感情移入できる要素がミリオンライブという作品にはあります。

それこそが、アニメ版ミリオンライブの核。

綿田監督や脚本を担当した加藤さんを始めとした白組スタッフさんたちによる最高のエンターテイメント作品の幕がいよいよ遂に上がります。

まだミリオンライブを知らない、気になってる、どうしようかな……と思っているそこのアナタにこそ観て欲しいアニメーション作品です。

もちろん、「前はゲームをプレイしていたんだけど最近はご無沙汰で……」という人にもオススメできる作品になっています。きっと大好きだったミリオンライブの景色が見えると思いますよ。

一緒に765プロのアイドルたちが織りなす物語を見届けていきましょう!!

この記事がきっかけとなってミリオンライブに触れてくれる人が一人でも増えたらそれに勝る喜びはありません。

届け、届け、希望の音…………!

 

終わりに

最後となりましたが、このようなビミョーに長いブログ記事をここまで読んでくださりまことにありがとうございました!!!

ミリシタでランキング勢でもなければスコアタ勢でもない、のんびり気ままにミリシタをやっている人間の思い出話にお付き合いくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

このブログではほんとにたまーーーーに不定期にこんな感じで私が思ったり感じたりしたことを記事にしてますので、また何か記事を投稿した際にはよろしくお願いします、という感じで今回のブログ記事でした。

 

改めまして。

ミリオンライブ、10周年&アニメ化、

本当におめでとうございます!!!

 

大好きです。

たくさんの素敵な思い出をありがとう!

これからも応援しています。

 

スネコP

 

今年もお世話になりましたの巻

皆さん、2022年も残すところあと2時間ないですね。今年はどんな年だったかなあ……とぼんやり振り返ってなんだかちょっとブログを書きたくなったので、今こうして書いている次第です。

今年は自分にとって、というよりも虹小説を書く人間としてやりたいことが割とできた年だったなあと感じました。夏冬のコミケともにシャニマスで参加することができ、前々から書いてみたい!と思っていたお話を書くことができました。頒布した数は多くはありませんでしたが、読んだ方からいただいた感想がとても励みになりました。拙い文章を楽しんでいただけてすごく嬉しかったです、この場を借りてお礼申し上げます。

また、今回の冬コミにて当スペースまでお越しくださった方々にも感謝申し上げます。色んな方とお喋りすることができてとっても楽しかったです!

来年は小説を書く頻度を上げてみようと思っています。アウトプットの回数を増やして読んでもらいたい。ただ、やりたい内容に対して技術がまだ追いついていないこともまた事実ではあるので、時間を作ってインプットの量を増やすことも大切だなあ……と身を以て考えさせられました。自分に鞭打って頑張りたいと思います。

 

記念すべきC100とC101で頒布した小説の表紙。個人的にどちらも満足のいく仕上がりになりました。

Twitterでは、コミケや自分がハマっているジャンル(最近だと特にアイマス)などで新しく繋がりの出来た方々が印象深いです。自分は中々ビビりな性格をしているので積極的に絡みに行くことはあんまりできないのですが、そんな自分に優しく接してくれるフォロワーの皆様のあったかいツイートに何度もなんども心を癒やされました。幸せ者なのだと思います。

そんな環境だったからでしょうか、本当にTwitterが楽しいなあ!と思える年でした。いつもTwitterは楽しい場所だなあ、なんて思いながら好きなことをツイートしていますが今年は特に強く感じました。フォロワーの皆様には感謝感激雨霰でございます。こんな人間ですが、これからもどうぞよろしくお願いします……!

というわけで、今年はTwitterと創作活動が印象深い年だったと自分では認識しています。来年の2023年もローリング☆ガールズの公式ツイのように転がりながら走り抜けていけるように頑張ります!!

一先ずは3月に予定されているプレアデスの即売会に参加してみようかな、と思っています。2023年、俺の創作はプレアデスから始まるんだぜ。

それでは、このブログを読んでくださった方、Twitterなどでお世話になった・絡んでくださった方々、私の拙い小説を読んでくださった皆様の2023年が良い年になることを願って2022年今年最後のブログ記事とさせていただきます。

2022年、本当にほんとうにありがとうございました!!!

 

                

 

コミケのお礼×祝!あおい誕生日=プレアデスSSについて今後考えてること

どうも~。

先日開催されたコミケ100にて当サークルのスペースまでお越しくださった皆々様、誠にありがとうございました。

摩美々Pなど色々なシャニマスファンの方々とお話することができてとても楽しかったです。次回のコミケも申し込みましたので当選したら頑張ります。

大人摩美々の話を書く予定です。乞う御期待。

 

で。

今度出したいなあ、と思っているシャニマスの内容と若干リンクするのですが、今まで書いてきたプレアデスのSS(主にワンドロ作品)を一冊の本に纏めてみようかなあ、というのをぼんやりと考えています。

あくまで本という実体にして自分で自分の物(虹作品)を見てみたい、という欲求から生まれてる感じではあるのですが。

もしも出すのであれば、新規のお話を付け加えたいというのが自分の中での目標でして。その話の内容がシャニマスでやろうと思っている話と少し似てます。

つまりは、すばるたちが大人になった時間軸の話、ですね。これ以上は構想のネタバレになってしまうので言えませんが、そんな感じのことをぼうっと考えています。

 

で。(二回目)

その新規の話に繋がるような、それでいて独立した雰囲気で読める話を書きたいなあと思っていたんです。

だから書きました。あおいの誕生日を祝うSSで。

今回はちょっと時間の関係上、もうちょっと丁寧に書きたいところを書けずに出すことになってしまいました。その代わり、自分の中で今後やっていきたい新規の話の布石は少し蒔けたのではないかなあと思っています。

タイトルが「道」なのは宇多田ヒカル繋がりです。

ほんとこのブログ主は宇多田さん好きですね。

Fantôme

Fantôme

Amazon

道はすばあおにとってとても重要な要素です。

それは彼女たちが幼い頃に歩いた道や雪の中を歩いた道など様々。

道は彼女たちにとって無くてはならないものであり、これからの人生を歩いて行く中でずうっと付き合っていく要素です。

そんな想いをこのSSに込めました。自分の表現力が弱いのでちゃんと形になっているかは大分怪しいところではありますが……。

 

というわけで、今回はこんな感じの内容でした。

今後も何かしらの虹作品(SSとか)を定期的に頑張って書いていこうと思いますので、皆様よければ楽しんでいってください。

また次の記事でお会いしましょう~~。

 

p.s.

明日で8月が終わるってほんとですか????????

コミケ新刊のお知らせ

どうも皆様、お久しぶりです。

前回の記事でお知らせしたコミケ100で頒布する新刊についてお知らせです。

表紙とかサンプルの告知はTwitterやpixivでお知らせしてます。

 

おそらく、というか多分、勘の良い人はお気づきだと思いますが、今回の新刊のタイトルは自分の大好きなアニメ『輪るピングドラム』の6話タイトルをパロったものになっています。

というのも、今回の小説で書きたかったテーマを表わすタイトルを考えるにあたり、ピングドラムのこのタイトルがこれ以上ないくらいにハマっている!と思ったからです。いつの時代もスネコは幾原邦彦監督に影響を受けまくっているなあと強く感じている次第ですなー。

ピングドラム、原稿で忙しかったので、まだ劇場版の後編を観ていないのでコミケが終わったら早く観に行きたいと思ってます。デスティニー!!!!!!

スネコが書きたかったテーマや狙いはなんぞや?と少しでも興味を抱いてくれた方がいたら、当日は是非当スペースまでお越しいただけると幸いです。

 

という感じで、今回はコミケに出す新刊の告知をしました。

なんで告知をしたのかって?

あとがきで新刊のタイトルについて解説を書くのを忘れていたからです。

でへへ~~(CV.山崎はるか)。

 

追伸。

今回の新刊の表紙は友人であるふぁるけん氏が手掛けてくださいました。

ふぁるけん氏ご本人は体調不良の関係もあり、本来サークル参加をする予定だったのですがやむを得ず欠席となっております。

今回はふぁるけん氏の想いも預かって参加をする所存です。

表紙が良いな、と思ってくれたらこれ以上の喜びはありません。是非、ビッグサイトで現物を見てください。私も新刊をこの目で見るのが楽しみです。

それでは皆様、また次の記事でお会いしましょう。

『創作のプレアデス』投稿作品のあとがきみたいなもの&コミケ当選のお知らせ

皆々様、お久しぶりでございます。

ええ、分かっています。一度でもこのブログを読んでくださった方はきっとこうお思いのはずです。

 

お前スイートプリキュアの感想マラソンはどうした????????

 

分かってる!! 分かってるんです!!!!!!!!

三日坊主にもなれない怠け者のわたくしが全て悪いんです!!

責任はすべてこのわたくしにあります!!!!!!

 

ということも理由としてはもちろんあるのですが、プライベートにおける環境の変化と度重なる心的ストレスその他諸々のネガティブイベントが発生し、感想マラソンをするのが無理な状態になっていました。

言い訳はいいわけだというお声は最もだと思いますので、今回は感想マラソンが書けなかった代わりに細々とTwitterに上げていた『放課後のプレアデス』のSSのあとがき&解説をしていこうと思います。

そうです、以前にやったやつの第二弾的なアレです。

何ソレ?って方は下記リンクの第一弾をどうぞ。

suneko88.hatenablog.com

 

お暇な方やお時間ある方はどうぞお付き合いくださいませ。

では、参ります。

 

・第23回お題「休日のプレアデス」

タイトル:「虹色サンデー」

 

タイトルの元ネタは、宇多田ヒカルの5thアルバム『HEART STATION』収録の「虹色バス」から。

 

宇多田さんご本人が当時「一番のお気に入り」と評したこの楽曲、もちろん私も好きな一曲なのですが、この曲の雰囲気をどうにかプレアデスの二次創作小説として落とし込めないかと考え書いた一作がこの「虹色サンデー」でした。

会話文は書かないこと、魔法使い組は出さない、というマイルールを設定し、サブ・モブキャラオンリーの地の文オンリーで構成しました。オンリー尽くしじゃないか。

振り返ってみると、当時の自分としてはそこそこのノリで書けた作品だなと思いました。特に梶くん(仮称)と洲崎(仮称)のパートは文章がスラスラと頭の中から出てきたほどだったので、多分スネコはこの二人のことが好きなんだと思います。

最後の〆はすばる夫妻(言い方)にしようとは当初から考えていたのですが、落し所をどうしようか制限時間の範囲内でうんうんと唸りながらなんとか着地させました。

留守番をしているすばるは多分みなとくんと仲良く電話してます。

 

・第27回お題「不思議の国のプレアデス」

タイトル「夢の世界で会いましょう!」

 

タイトルの元ネタはアニメ「甘城ブリリアントパーク」のED曲「エレメンタリオで会いましょう!」から。

ほんとこのブログ主は自分でタイトルを考えようとしないやつだな……と自分で自分に思うわけなのですが、我ながら上手いことタイトル設定をできたんじゃなかろうかと。

不思議の国、とお題にあったので自然と「不思議の国のアリス」をベースにお話を展開しました。配役はベタベタのベタなんですが…………。

アリス:みなとくん

うさぎ:すばる

帽子屋:ななこ

チェシャ猫:ひかる

ハートの女王:あおい

侯爵夫人:いつき

という感じ。

自分は「不思議の国のアリス」というと続編である「鏡の国のアリス」がベースとなっているディズニー作品「ミッキーの夢物語」がおそらく物心がついて初めて触れたアリスシリーズだったと記憶しています。

まあつまりは幼い頃から慣れ親しんだ作品、というわけで、童心に返りながら主役であるみなとの心情を追う形で作品を書いていました。ですます調の文章を書くのって楽しいですね。

 

・第28回 お題:「推しキャラ、推しCP」

・第36回お題:「あのコに似合うアイス」

タイトル「愛あるシルシ

 

私にしては珍しくパロディの気配が全くないタイトル作品。

この時はプライベートの忙しさもありお題をいくつか逃してしまっていたので、その中でミックスできそうなものをピックアップして書いてみました。

故に出てくるキャラクターは変わらずスネコの好みまっしぐらのみなすばなわけですが、今回はそのみなすばがイチャついている「証」を梶くん(仮称)とひかるからの視点で展開しております。

ひかるは聡い女の子である、というのは本編でも何度も描写されていたので、その「聡い」部分をみなすばと繋げられないかと思い、筆を執った次第です。

個人的に、「ああいう行為」を間接的に描写する形として男の子の背中のアレだとか、女の子の首筋のアレとかが描かれるのが大好きな人間なので、その好みをダダ漏れにしたのが本作、といっても過言ではありません。スキを形にするのが二次創作、だから…………!

※スキが云々、という話の流れで余談をば。この「紙・心・ペン・心 -SHISHINPENSHIN-」は最高の曲です。スキを具現化した歌詞は素晴らしい、の一言に尽きます。

 

最終回お題:「Youtubeプレアデス

タイトル「ハオルモノヒトツ 或いは フタリノショウネン

 

タイトルの元ネタはもちろんプレアデス本編第7話「タカラモノフタツ 或いは イチゴノカオリ」から。


www.youtube.com

創作のプレアデスが最終回を迎えるにあたり、締めに相応しい話を何か書きたいなと思ったのですが、アイデアとして湧いたのが最終回ですばると二人きりになった直後のみなとの話でした。

で、そのみなとと誰かを対話させたいと考えたわけなのですが、本編最終回直後となると作中の登場人物たちは対話すべきものは既に果たしているわけです。となると、別の世界線の人物にその役目を担ってもらうのが適切と判断し、お題にあるYoutube版のみなとに来てもらうことにしました。

TVアニメ版とYoutube版で共通することは「すばるにカーディガンを託す」という構図ですが、それを上手く活用したいと考え、であるならば、本編でも最後にすばるが羽織っていたカットシーンに至る話を主軸にしました。結果として、自分自身の中で満足のいく内容に仕上ったんじゃないかと思ってます。

自分の中ではお気に入りの一作品です。

 

・番外編

すばる誕生日お祝い用SS

タイトル「シロツメクサに包まれて」

 

タイトルの元ネタは『アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ』よりTIntMe!が歌う「ライラックにつつまれて」から。


www.youtube.com

私のTwitterを逐一チェックしてる風変わりな人(言い方!)だとご存じかもしれませんが、この記事を書いている今現在、アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ(通称ミリシタ)に割とハマっていまして、同じアイマスシリーズだとシャイニーカラーズ(通称シャニマス)もプレイしたりしています。

そして、そんなミリシタには素敵な楽曲がたくさんあるのですが、その中でも恋を描いた曲――ラブソングがいくつかあるのですが、この「ライラックにつつまれて」が最高に良い曲なのです。

元ネタの曲名にライラックが入っていたので、オマージュとして使うにあたり、すばるの誕生日花であるところのシロツメクサをタイトルに入れました(誕生日花には諸説ありますが)。

内容は王道のみなすばです。切り札として二人の娘を出してみました。愛する者たちに囲まれて幸福(シロツメクサ)に包まれたすばるを書けたことは良かったです。いずれはこの娘さんを主役にしたお話を書きたいな、と思ったり。

 

・終わりに

というわけで、前に書いていたプレアデスのSSについてのあとがきみたいなもの第二弾を書きました。

なぜコレを書いたのか、なのですが、冒頭に書いた理由とは別にありまして、実はコミックマーケット100に当選したことが絡んでます。

(ちなみに内容はシャニマス小説本です)(プレアデスじゃないのかい!!!!!)

つまり、アウトプット作業をじっくりやって原稿作業に弾みをつけたい!という狙いがあったわけなんですね。

というわけで来たるべき脱稿に向けて頑張りたいと思います!!!

ブログも出来るかぎり頑張って書いていきたいと思います!(感想マラソンもいずれは……!)

 

ではでは、また次回お会いしましょう~~。