もしかしてブログって定期的に更新するのが大事なんじゃないか……?とようやく気づいた人間です、どうも皆さんおはこんばんちは。
スネコです。
今回はタイトル通りのシンプルな内容でいきます。(シンプルじゃないかも、ごめんなさい)
・そもそもの話
スネコはぶっちゃけるとそんなに映画をガッツリ観て育った人ではないのですが、去年の夏頃から(今更ながら)映画を観るのにハマりました。
映画館に通うのが楽しくなった、と言った方が正しい表現かもしれません。
きっかけはシンプルです。ミリアニを観るために映画館に足繁く通ってたらいつの間にか癖になってた感じです。ありがとう、ミリアニ。
ミリアニもとい『アイドルマスター ミリオンライブ!』についての想いは過去記事で語っていますので良かったらぜひ。
話を戻しまして。
ミリアニのために映画館に通っているうちに「そういえば今(23年8月当時)観れる映画ってどんなのやってるんだろう?」と気になり、勢いで『怪物』『TAR』『ウーマン・トーキング』『アフターサン』を観ました。
「映画って面白いなあ……!」と非常に刺激を受けたのを今でもよく覚えています。
『怪物』以外の3作品はキノシネマで鑑賞したんですが、この系列の映画館は割と長めに映画を上映してくれるのでとてもありがたかったです。取り扱っている作品がどれも良かったので今でも定期的に「どんな映画をやってるかな?」とチェックするようになりました。
そんな感じで「映画って良いなあ」となったスネコが定期的に映画館に通うようになった決定打がありました。
現在絶賛公開中の『オッペンハイマー』を監督したクリストファー・ノーランの『ダークナイトトリロジー』がリバイバル上映されたことです。これが非常に大きい体験でした。
前から気になってたシリーズだったので、スネコとしては「これはありがたい!」という気分になりまして。しかも上映する映画館が109シネマズプレミアム新宿だっていうじゃないですか、これは映画に詳しくない自分でもちょっとテンション上がりましたよね。
・109シネマズプレミアム新宿について
知らない人のために簡単に説明すると、109シネマズプレミアム新宿とは、去年の4月にオープンした新宿は歌舞伎町にある東急歌舞伎町タワーの9-10Fにある映画館のことです。
名前の通り、109シネマズの系列に属しているのですが〝プレミアム〟と名の付く通り、他の映画館とは色々な面で仕様が異なるものとなっています。
まずシンプルに鑑賞料金が高いです。一回観るのに4,500円以上します。理由は3つあります。
高い理由その一。座席の仕様。
この映画館にはCLASS AとSの2種類の座席があり、Sの方が良い席です。スマホとかを充電するためのコンセントとかが常備してあります。また、映画を鑑賞するのに集中するための仕切りがシートに設置されているため個室感もありますね。CLASS Aにはこれらの仕切りやコンセントはありませんが、AもSも普通の映画館(シネコン)でいうところのプレミアムシート仕様(リクライニング機能付き)のため、疲れ知らずで映画を鑑賞できる設備となっています。これが鑑賞料金が高い理由の一つ。
高い理由その二。CLASS AとSそれぞれにラウンジが用意されていること。
このラウンジ内ではポップコーンとドリンクが好きなだけ飲食できるシステムとなっています。自分が鑑賞する作品の上映開始1時間前から利用可能です。
ぶっちゃけた話をすると、ポップコーンとドリンクそれ自体はクオリティとしては普通なので特段語るものはないのですが、他の映画館のように上映30~10分前くらいにめちゃくちゃ混むようなことはないのでスムーズに飲食物を受け取ることができるのが強みです。
高い理由その三。上映設備が良いこと。
フィルム上映が出来るという点(これがとても大きい)と今は亡き坂本龍一氏が音響設備の監修をしたことが挙げられます。ほんとに音が良いんですよ、この映画館。
上手く言語化できないので「行ってみればわかるよ」としか言えないのですが、没入感を促進してくれるような音響になっています。映画が始まる前に坂本氏のメッセージ動画が流れるのですが、「日本で一番音が良い映画館になったと思います」と語っており、その言葉は嘘じゃないということがビシバシ伝わりました。
・109シネマズプレミアム新宿の真髄
ここまでツラツラ109シネマズプレミアム新宿のことを書いてきましたが、この映画館の一番の強みは先に挙げた3つが理由ではないと勝手に思ってます。
では何が強みなのか???
それは、観客ガチャを気にしなくて良いこと。これに尽きます。
そもそもの話、一番安くても4,500円もする映画館に行く人なんて映画好きかあるいは109シネマズプレミアム新宿でしか上映していない映画を観たくて来る人たちしかいないわけです。つまり、〝真剣に〟映画を観に来ている人の割合がとても高いハコなのが特徴的です。
なので、SNSでよく見かけるようなヤベーやつが自分の隣とか前後に来ることそれ自体が滅多にないんですよ。
スネコは元々他の観客がどうのこうのというのを気にしたことがほとんどないため、SNSで「映画館は観客ガチャがあるから嫌だ」という考えは持っていないのですけど、この映画館ならそういう人たちの悩みを解消してくれるだろうなと思いました。
しかし、ここまで読んでくれた人はこう思うはずです。
「高いからちょっと……」と。
これについて、初めて109シネマズプレミアム新宿で映画を鑑賞した帰り道にて私はXでこんなことをポストしました。
109シネマズプレミアム新宿、最初は4.5kの鑑賞料金は高いのでは?と思ったけど、通常の映画館は鑑賞料2k、それに加えてドリンク・フード等のコンボセットを頼めば差額はおおよそ1.6kほどなので料金としてはそこまでの差はないと思った。差額はそのまま環境の良さを買うという感じ。
— スネコ (@Xrecruit2X) 2023年9月17日
そうなんです、普通に映画でドリンクとポップコーンのセットを頼んで鑑賞したのと比較した場合、その差額って1,600円程度しかないんですよ。この差額を安いと思うか高いと思うかは個々人によると思いますが、私は安いと思いましたね。IMAXで映画を観るのに追加料金を払う感覚に近いです。
設備(プレミアムシート)と観客ガチャとフード・ドリンクが付いてくる追加料金と思えば案外高くないなあ、という。
・実際に109プレミアム新宿で鑑賞した作品たち
というわけで、『ダークナイトトリロジー』のリバイバル上映をきっかけに109シネマズプレミアム新宿で映画を複数回観たというわけです。この映画館で鑑賞した作品たちは次の通り。
ゴジラ-1.0(スクリーンX版)
セッション
ちなみに上記作品のうちノーラン監督作品は全て36mmフィルムでの上映でした。非常に味わい深い映像となっており、個人的にどの作品も良い鑑賞体験ができて嬉しかったです。『インセプション』がフィルム上映と一番相性が良かったと思います。
109シネマズプレミアム新宿での35mmフィルム上映、ダークナイト・トリロジーの時はIMAXじゃないことに不満を抱いた人もいたけど、個人的にフィルムのあの質感が好きなのと今回のインセプションが持つ夢/現実の演出を効果的にしていたことを踏まえると「映画はやっぱりコレだよなあ……!」となった。
— スネコ (@Xrecruit2X) 2023年12月5日
ワーナー・ブラザース創立100周年記念35mmフィルム上映『インセプション』を観た。
— スネコ (@Xrecruit2X) 2023年12月5日
パズルのように組み立てられた美しい映画だった。35mmフィルム独特の映像質感のおかげで没入感が最高、最後までしっかりと物語を堪能できました。 pic.twitter.com/MSUijulFDd
映画を映画館でよく観るようになってから気づいたんですけど、映画って色んな映画館でリバイバル上映をやってるんですね。おかげで「タイトルは知ってたけど観たことない映画」の初鑑賞を映画館で達成できるという機会に恵まれました。ありがたい世の中です。
なので、109シネマズプレミアム新宿以外の色んな映画館でもリバイバル上映の映画をいくつか鑑賞しました。
・2023年に観たリバイバル上映の映画
トップをねらえ!(1・2両方)
台風クラブ(4kレストア版)
007 ロシアより愛をこめて
007 スカイフォール
燃えよドラゴン(劇場公開版)
宇宙戦艦ヤマト 劇場版(not 77年初公開版)
パプリカ
○ドリパス枠(リバイバル上映といえばコレというイメージ)
ラーゼフォン 多元変奏曲
劇場版 マジェスティック・プリンス 覚醒の遺伝子
アイの歌声を聴かせて
劇場版 トライガン -Budlands Rumble-
こんな感じですね。
ドリパスは基本的にアニメくらいしか観に行かないんですが、立て続けに気になってた作品を取り扱ってくれたので非常にありがたかったです。
・2024年に観たリバイバル上映の映画
今年に入ってからはリバイバル上映を観る機会がさらに増えました。
お正月から映画を観に行ってたので我ながら「そんなに映画が好きだったっけ?」とちょっと面白くなりながら映画館へ行ったのを覚えてます。
ちなみに今年の初映画は『ローマの休日』でした。最高ですね。4月14日(日)現在で鑑賞したリバイバル上映作品は次の通りです。
ローマの休日(4kレストア版)
さらば友よ
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
ミッドサマー(ディレクターズカット版)
海がきこえる
フォロウィング(4kレストア版)
ピアノ・レッスン(4kリマスター版)
ドル三部作(荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン/地獄の決斗)
以上16作品です。
『ソナチネ』や『ピアノ・レッスン』『ドル三部作』(特に『荒野の用心棒)』が顕著でしたが、作品の中で繰り返し使用されるテーマ曲が効果的に使われていると作品全体にハリが出て非常に良い仕上がりになっていると感じました。BGMの重要性を感じた三作品でしたね。
こうしてリバイバル上映にもハマるようになり、映画館に足繁く通う日々が続いているわけなのです。今後も様々な作品のリバイバル上映が予定されているそうなので、これからもマイペースに映画を楽しんでいこうと思ってます。
・今後鑑賞予定のリバイバル上映作品
ピクニック at ハンギングロック(4kレストア版)
【速報🎉】GWの特別上映決定!!
— 新文芸坐 (@shin_bungeiza) 2024年3月20日
『伝説巨神イデオン 接触篇』『伝説巨神イデオン 発動篇』一挙上映
上映は5/4(土)。詳細は追ってお知らせいたしますので、スケジュールを空けて待っていて下さい!
©サンライズ#伝説巨神イデオン #富野喜幸 #富野由悠季 pic.twitter.com/IHbGsA8xd3
リバイバル上映のおかげでノーラン監督の作品を定期的に鑑賞できるのが本当にありがたいです。『メメント』楽しみ。
あとはなんと言っても『雲の向こう、約束の場所』が映画館で観れるこの喜び!!
スネコの初新海作品は秒速だったんですが、新海監督の根源ともいえる要素はこの『雲の向こう〜』に詰まっていると思っているので、 令和のこの時代に映画館で鑑賞できることは幸せですね。ありがとう、ありがとう…………!!
・終わりに
というわけで映画っておもしれー!というお話でした。
元から映画を好きな人からすれば「今更なにを……?」という内容かもしれませんが、映画館独特のあの雰囲気で色々な映像作品を鑑賞できることは素晴らしいことなんだな、と改めて実感しました。
今回紹介したリバイバル上映以外にも新作の映画はちょくちょく観てたので、次は新作で鑑賞した映画のリストを記事にしようかと思います。感想なんかも書きたいな。
それでは皆々様、また次回の記事でお会いしましょう〜。